クッションカットダイヤモンド

豊かな個性を持つアンティークな外観を備え、 クッションカットダイヤモンドは、ヴィンテージスタイルの婚約指輪やジュエリーを好む方に人気のセンターストーンオプションです。クッションカットは、著名なホープダイヤモンドを含む多くの歴史的なクッションダイヤモンドからヴィンテージの魅力を得ています。クッションカットは通常、正方形またはやや長方形で、枕の形と表現されることが多いです。アンティークのクッションはステップファセットでカットされていましたが、マルセル・トルコフスキーがブリリアントファセットでクッションをカットする新しい方法を導入しました。これは現代のラウンドカットダイヤモンドと同じファセット技術で、より多くのファイアとブリリアンスを加え、この方法でカットされたクッションは一般的に「cushion brilliant」（クッションブリリアント）と呼ばれます。

現在では、クッションカットダイヤモンドのパビリオン（底面）に追加のファセットの列を加える、さらに新しいカット方法が使われています。この方法でカットされたクッションは、ダイヤモンド評価報告書で一般的に「modified cushion brilliant」（修正クッションブリリアント）と呼ばれます。モダンな雰囲気を加え、時にはクラッシュドアイスのような輝きを持つこともあります。一部のダイヤモンドカッターは、2つの方法（より大きなファセット）を組み合わせたハイブリッドを使用し、「クラッシュドアイス」風の見た目を減らしつつ、修正された輝きを保っています。